『過酷な自転車旅行』

私が高知にいた時の自転車旅行の話です。マウンテンバイクを購入したので友人2人を誘い自転車で旅行に出かけました。私たちが住んでいたのは高知市内、そして行き先は四万十川でした。距離は片道約100kmです。若い私たちは大したことはないと綿密な計画も立てずに出発する日をむかえました。
出発したのは深夜の午前2時、季節は夏だったので昼間の暑さを避けてこの時間を選びました。意気揚々と出発した直後、私の自転車に異変が起こります。後輪の空気が抜けているではありませんか。時刻は深夜2時、自転車屋で修理することもできません。私はとりあえず自宅に戻り、空気入れで空気を入れてみました。するとすぐに空気が抜けることはないようです。結局、空気入れを持って自転車旅行に出かけることになりました。
途中で空気を補充しながら私たちは快調に自転車を走らせました。しばらくは順調な旅が続きました。高知は山が多い県、高知平野を過ぎると道は起伏の激しい山道となります。